基礎工事

基礎工事とは、地面と建物のつなぎ目にあたる基礎を造るための工事。
基礎は建物のすべてを支える土台であり、建築工事の基本なのです。

たとえば住宅を建築する際、「どんな間取りにするか?」「内装はどうするか?」といったことに興味を示す方は多いくいらっしゃいます。
ですが、土台になる「基礎工事についてのことは分からない」という方がほとんどでしょう。
建築後は地面に埋まり、全く見えなくなってしまうため、イメージが湧かないのも無理はありませんが、建物の土台を構築する非常に重要な工事です。

■ 建築工事の基本、必要不可欠な基礎工事

基礎工事は安定した建物を造る上で必要不可欠。
もちろん基礎の下には地盤があるため、基礎工事を行う前には地盤調査を行います。
いわゆる軟弱地盤であれば、地盤の改良工事をする必要があるからです。

これは木造建築でも鉄骨建築でも同じ。
建物の土台である基礎が安定しているからこそ、丈夫で安全な建物を建てることができるのです。

■ 基礎工事の工程

【1】地縄張り・やり方 
建物の配置が分かるように、基礎の外周に縄やロープなどを使って印を付けます。

【2】根切り
建物基礎の底面の高さまで、パワーショベルなどの重機を使って土を掘り出します。

【3】砕石敷き
地耐力を確保するために、砕石(細かく砕いた石)を全体に敷き、ランマ―と呼ばれる、地面を転圧する機械を使って地盤を締め固めます。

【4】防湿シート敷き・捨てコンクリート
砕石の上に防湿シート(地面から床下への湿気の流入を防止する効果があるビニールシート)を敷き詰めた後に、基礎の外周部などにコンクリートを流し平らに均します。

【5】配筋(鉄筋組み)
鉄筋コンクリートの引張強度を担う、鉄筋を組む工程です。

【6】床ベースの生コン打設
基礎のベース(床)部分にコンクリートを打設する工程です。

【7】基礎内部の立ち上がり型枠組み
ベースコンクリートがある程度乾いたら、基礎内部の立ち上がり部分の型枠を組む工程に進みます。

【8】養生
コンクリート打設が終わったら、コンクリートの強度が出るまで養生と呼ばれる、破損防止の工程に進みます。

【9】雑コン・仕上げ
基礎工事の最終工程として、雑コンと呼ばれる勝手口の土間や給湯器置場の打設、基礎のバリ取り(継目の不要部分の除去)などの仕上げを行います。

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